EFCグラウンドシステム
校庭などの土グラウンドや、サッカー場などの天然芝生グラウンドには、多機能・ローコスト・省メンテナンスの「EFCグラウンドシステム」をご提案致します。
本システムは、下部構造の暗渠透水管の設置を廃し、側溝に濾過排水構造体「フラッシングコア」(副側溝)を接置した後、土グラウンドの表層土、天然芝生グラウンドの床土を、難分解性の針葉樹(スギ・ヒノキ)樹皮を原料とする土壌改良材「E-ソイル」により改良するものです。
土グラウンドには表面処理として、有機性の安心・安全防塵処理材でのトップコート、天然芝生グラウンドには遅効性の高度粒状性肥料「グリーンエナジー」での施肥を標準装備しております。 グラウンドの表層土(床土)は、整備初期は粒度の分布もよく適度な透水性がありますが、2~3年で固く締まってしまうため、雨水などが浸透しません。
E-ソイルによって土壌改良されたグラウンドは、表層土粒子間の緩衝効果が高く締まりにくいので、浸透性が高くなり、難分解性によって効果が長く続きます。
さらに、土グラウンドでは、砂ほこりを防ぐ、雑草が生えにくいなどの効果もあり、天然芝生グラウンドでは、夏の水不足に強い、緑葉期間が長い、などの効果もあります。
また、従来のグラウンド構造は、浸透水を暗渠透水管で処理していますが、3~5年で目詰まりしてしまうため、ほとんど機能していません。メンテナンスにはグラウンドを掘り起こすことが必要ですが、困難なため放置されているのが現状です。
フラッシングコアは、側溝に接置し浸透水を平行処理するものです。側溝への砂の流出も防いでくれます。
形状は山形で脱着が容易です。メンテナンスは水洗し再設置するだけなので、容易で、継続性の高いグラウンドが整備できます。
本システムは、新規の土グラウンド・天然芝グラウンドのみならず、既存土グラウンドに設置できることを特徴していますので、従来型の改修方法と比べると、費用は大幅に低減されます。
多機能、ローコスト、省メンテナンスの「EFCグラウンドシステム」を是非ご検討ください。
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